「海洋散骨ってしてもいいの?」
「法律違反にはならない?」
「取扱ってくれる企業は? 費用は?」

 いざ、海洋散骨をしようと思ってもわからないことがたくさんありますよね。
結論からいうと、海洋散骨は基本的に法律違反にはなりません。

 今回の記事は、お墓じまいや葬送の手段の1つとして利用が増えてきた海洋散骨の合法性から、取扱い企業、費用について詳しく解説していきます。

 海洋関係の話に詳しい管理人が、法律から、散骨の具体的な方法まで解説しますので、「海洋散骨を検討している方」は、ぜひ参考にしてくださいね!

海で散骨してもいい?

 海には、様々な法律が存在します。
 その中でも、散骨に関係のがあるのは、以下の3つです。

散骨に係る法律
・刑法「遺骨遺棄罪」
 ⇒該当しない。
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
 ⇒基本的に該当しない。
・海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
 ⇒基本的にに該当しない。

刑法の「遺骨遺棄罪」にならない理由

 刑法では、死体や遺骨を損壊した者が、罰せられますが、法務省が「葬送の為の祭祀のひとつとして相当の節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪にはあたらない」と見解を示しているので、海洋散骨は問題ありません。

不法投棄にならない理由

 遺骨は、散骨をしても不法投棄にはなりません。
本来、廃棄物(人が不要としたもの)を陸又は船舶から排出した場合、それは違反行為になります。
しかし、葬送の目的で取り扱う場合、遺骨は廃棄物ではありませんから、節度を持って行われる場合において、違反にならないのです。
 ただし、以下の2点には注意が必要です。

注意点
①遺骨には、有害な成分六価クロムが含まれていることがある。
②地方自治体のルールで散骨が禁止されている地域がある。

上記の注意点から、必ず実績のある専門家に相談するようにしてくださいね!


海洋散骨の方法と費用

海洋散骨の方法

 海洋散骨には、主に3つの種類があります。

海洋散骨の方法
①船を貸し切って、セレモニーを行い海洋散骨する。
②他の依頼者と合同で、船舶を使用して葬送する。
③代行で散骨をしてもらう。
 (依頼者は乗船しない)

 海洋散骨は、船で沖に出て、実施します。
その内容は業者によっても違うので、まずは相談をする必要があります。

 具体的には、献花や献酒を行うであったり、海洋散骨を実施した証明書を発行してもらえたり、様々な様態があります。
 その他にも、海洋散骨を行った場所へ、再び訪れて慰霊するメモリアルクルーズプランが用意されているものもあるようです。

海洋散骨の方法

 海洋散骨の料金相場は、
  代理散骨で 約5万円
   家族散骨で 約10~20万円
程度になります。
 企業によってかなり値段が変わるので、まずは無料の見積もりを行いましょう!


散骨で葬送を行ってくれる企業

 それでは、散骨を行ってくれる企業を2つ紹介します。

  1. みんなの海洋散骨【株式会社Aクルーズ】
  2. ミキワの散骨葬

1つ目の企業は、株式会社Aクルーズ提供の「みんなの海洋散骨」は、全国の海域に対応する数少ない散骨のプロの業者です。

みんなの海洋散骨【株式会社Aクルーズ】のポイント
①10年以上、全国で1000名様以上の豊富なサポート実績あり
②一人ひとりGPSを記録した散骨証明証をお届け
③粉骨込みで追加費用は一切なし。

おわりに

 今回は「海洋散骨が違法ではないか」について解説しました。
 海洋散骨は、認知度が高まりつつある葬送の一つの形態です。散骨業者には、悪徳な業者もいるようなので、注意してくださいね。

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