「海技試験の申込方法がわからない!」
という方、結構いるかと思います。
そもそも申込用紙どこ?って方もいるかと思います。
そこで!
この記事では
海技試験の申込方法を、1つ1つ丁寧に解説していきます。
これを読んで、その通りにすれば、申込みは終わりです!
受験会場
ここでは、船舶の免許を取得するための海技士試験のうち筆記試験の申込方法を紹介します。
まず、受験地の運輸局は下記の通り。
リンクは各運輸局のHPです。いつが申し込み締め切りかなどについてはリンク先で確認してください。
試験は年4回実施されています。試験日に申請した運輸局へ行き試験を受験します。
〈注意〉試験地は、各運輸局の本局のみで開催されます!お住いの地域によっては、前泊が必要な場合も。
申請書類
筆記試験の申込で用意すものは以下の通り!
- 海技試験申請書第10号様式 ※厚紙、鉛筆記入
- 海技士の資格に係る海技士国家試験申請書(二)
- 受験票(顔写真30㎜×24㎜を2枚添付)
- 手数料納付書
- 本籍記載の住民票 or 戸籍抄本
- 申請書類の郵送用の封筒
- 返信用封筒
参考画像としてPDFを挙げておきます。
申請書類が手に入るのは、運輸局!もしくは運輸支局!
各地で無料で配布されています。
次は具体的な申請方法の流れを説明していきます。
申請の流れ
①申請書を運輸局で入手
上記の運輸局及び地域の運輸支局で入手可能
②本籍地記載の住民票を入手
※すでに海技士免許あるいは小型船舶免許を持っている方はそのコピーで代用可。
ただし、試験当日に原本を持参して試験官に確認してもらう。
③証明写真を撮る!
30㎜×30㎜の写真を2枚。スマホで撮ってコンビニで印刷が便利!
※今後何かと必要になるので、余分に入手しとく方がよい。
④郵便局またはコンビニで“収入印紙”を購入する。
受験する筆記試験の受験料分を購入しよう⇩
1,2級 (航海・機関) | 7200円 |
3級 (航海・機関) | 5400円 |
4,5級 (航海・機関) | 3500円 |
6級 (航海・機関) | 2400円 |
1級(通信)、 1~3級(電子通信) | 5000円 |
2級(通信) | 3400円 |
3級(通信)、 4級(電子通信) | 2700円 |
⑤手数料納付書に収入印紙を貼る
下記画像の青文字を参考に記入し、赤色図のように収入印紙を貼る
⑥海技試験申請書(第10号様式)を記入する。
※必ず鉛筆で!!
※過去に受検しており、科目合格がある場合、⑪の免除科目欄に×を記入。
※基本は項目②、③、⑧、⑨、⑩、⑫~⑰は記入しない
※外国籍の方は⑧を記入
※すでに海技士免許を持っている方は⑩を記入
⑦海技士の資格に係る海技士国家試験申請書(二)を記入
これについては、口述試験や科目合格による受験の免除を申請するものなので、初めての受験する人は関係ありませんが、氏名等の記入は必要です。(ボールペンで)
基本的には、青字の部分のみでOK。科目合格がある人は※1も記入する。
⑧受験票の記入
顔写真を2枚貼り付け、氏名等(青地の箇所)をボールペンで記入する。受験票は申請後、割れ印が押されて返送されてきます。
⑨あとは封筒に入れて郵送するだけ
必要な金額の切手を貼り、自身の住所を記入した返送用封筒を準備。
そして、住民票、手数料納付書、海技試験申請書(第10号様式)、海技士国家試験申請書(二)、受験票、返送用封筒を全て入れて、受験する運輸局へ送付しましょう。
※令和6年10月から郵便料金が改定されましたので注意してください。
おわりに
さて、申し込みが終われば、勉強ですね!
このサイトでは、勉強の手助けを行うサイトですので、ぜひ参考にしてくだい。
下記リンクをクリック!
ちなみに、
2級から6級の期間には、「2級内」と表示されている部分がありますよね?
これは、いわゆる「内燃限定」というもので、普通の免許と比べ、若干の制限が設けられた免状になります。
簡単に言うと、この免許では、蒸気タービン船やガスタービン船といった外燃機関の船を運転できません。
その分、問題の数が少なくなったりするのですが、その辺り下記の記事で!