海技試験攻略必須穴埋め問題をスマホでサクッと復習しましょう!

問題は全て過去問! 

最後は、その3です!

青色の部分をタップすると回答が表示されるので、反復練習に活用してください!

※この記事は2級海技士(機関)その3筆記試験の内容です。

その1その2も復習してくださいね!

1潤滑油の極圧添加剤に関する問題

(1)摩擦面の荷重が極めて大になり、油性剤の添加のみでは、潤滑作用が維持できなく、固体接触状態になる場合に備えて、極圧添加剤が潤滑油に少量添加される。

(2)極圧添加剤は、【1B】剤が摩擦面に吸着膜を生成するのに対し、摩擦面上の境界膜が局部的に破断した場合、急速に軸受面と反応して無機金属化合物の被膜を生成する。このように、反応が速いことは、極圧添加剤として重要な性質であるが、低温で反応しやすいものは、金属面を腐食させるおそれがある。

【語群】
形成  気体  腐食  離脱  沈でん  生成物  凹部  研磨  分子  破断  領域  吸着膜  高温  荷重  共存  機構  平滑  潤滑油  摩擦  安定  作用  液体  
皮膜  軸受面  固体  融点  減摩  防食  油性  清浄分散


2潤滑油に関する問題

(1) 冷凍機油の要件としては、冷媒ガスと化学反応を起こさないこと、流動点が冷媒の蒸発湿度以下であること、低温でろう分を析出しないことなどが要求され、また、電動機と圧縮機が一体構造となっている密閉形圧縮機用には絶縁破壊電圧に対する性能が要求されている。

(2) JIS規格の舶用内燃機関用潤滑油は1種から4種まであり、清浄性と酸化防止性が改善された3種油は一般にHD油と呼ばれている。

(3)遠心式油清浄機のギヤケースに使われる潤滑油は、多くの場合、境界潤滑状態で使用されることを考慮して極圧添加剤を配合したものが用いられている。

(4) タービン油に添加されている消泡剤には、シリコーン油が最もよく使用されている。


3ケルメットに関する問題

(1)ケルメットは、銅とを主成分とする合金で、【3A】の含有量が多いほど、耐疲れ性は減少し、減摩効果は増加する。また、ホワイトメタルの方が耐荷重性は小さい。

(2)ケルメットに、ニッケルを添加すると偏析をおさえる効果がある。

(3)ケルメットの仕上げ面に、【3A】とすずの合金をめっきとしてオーバレイをつけると、軸受表面が軟らかくなり、なじみ性がよくなる。

【語群】
鉛  小さ  なじみ  油溝  りん  大き  浸透  ニッケル  減少  亜鉛  変質  クラッシュ  クロム  耐食  硬  マンガン  増加  収縮  膨張  オーバレイ  等し  耐振 軟らか  アルミニウム


4金属の転造(ローリング) 加工に関する問題

 転造加工とは、板またはロールの型を利用して素材に局部的に圧力を加えて変形させる加工法で、大量生産に適している。転造された場合の材料の組織は、切削された場合に比べると繊維組織が切れないから強度が大となり、また精度も良い。機関の重要部分に使われるボルトのねじ部や、小径あるいは中程度の歯車がこの方法により造られることが多い。

【語群】
高品質  熱  ボーリング  強度  圧力  大量  板金加工  クリープ現象  ねじ部  電磁波  排気弁  リーマ部  切削  歯車  頭部  カム  ぜい性


おわりに

2級海技士(機関)筆記試験その3に出題されるのは、たった4問!

反復練習して、確実に取れるようにしましょう。


その3で、穴埋め問題が出れば、とてもラッキーですね。過去問を見る限り、たまに出題されます!

2級の場合は、計算と製図に時間をかけましょう!